レザーシートとファブリックシートはどちらがいい?メリットとデメリットとは

ダイ・ケンオートサービス

私はこれまでたくさんのレザーシート(革シート)やファブリックシート(布シート)を、リペア(補修)したりクリーニングをしてきました。

シートリペア屋・シートクリーニング屋としての経験上、レザーシートとファブリックシートの長所も短所も、一般の方よりよく分っているつもりです。

そんな私だからこそ分かる、業者から見た視点でそれぞれのメリットとデメリットをご紹介したいと思います。

個体差もありますので絶対にそうだという訳ではありませんことを、あらかじめ言っておきます。


レザーシートのメリット

高級感がある

レザーシート

やはりなんと言っても、レザーシートの一番のメリットは素材がレザーならではの高級感でしょうね。

レザーシートでしか味わえない匂いや肌触りは、ファブリックシートでは到底及びません。

特に高級車でしたらレザーシートがよく似合いますね。

また使用していくことで使用感が出てきますが、それがレザーシートならではの高級感や味わいに繋がります。


水濡れに強く汚れが染み込みにくい

レザーシートの素材の革は、元々は動物の皮からできています。生き物の皮ですからそのままではすぐに劣化して腐敗してしまいます。

そうした劣化や腐敗を防ぎ、シート素材としての柔らかさや強度を与える作業をおこないます。それを鞣し(なめし)と言います。

動物の皮を鞣すことで、皮は革という素材に生まれ変わります。

さらに自動車のレザーシートは、レザー製バッグやレザー製ソファーなどよりも過酷な環境下に置かれます。

車内はかなりの高温にもなりますし、湿度が高い時期もあります。強い紫外線も当たりますし、さらに搭乗者がジュースをこぼしたり乗り降り時に擦れも多くなります。

そのために自動車のレザーシートには、レザー製バッグやレザー製ソファーなどとは違う表面加工が施され、耐久性が強くなるように作られています。

水濡れにも強いのがレザーシートの特徴です。


ほこりがたたない

数年使用した自動車のファブリックシートを、夏場にバンバン!と手のひらで叩く勇気がありますか?

おそらく凄いほこりが出てくると思います。その点レザーシートはほこりを吸い込みません。

アトピーの人などにはレザーシートの方が良いと言われるのもそのためです。


掃除が簡単

レザーシートの基本的な掃除方法は、水に濡らした柔らかいタオルを固く絞って、表面を軽く拭くことです。

自動車のレザーシートは特殊な加工がされていますので、基本的には革用の保護剤などを塗る必要はありません。(諸説あります)


レザーシートのデメリット

金額が高い

革を使用していますので当然といえば当然ですが、ファブリックシートに比べて高額です。高額だからこそ高級感があるわけですが‥

気温によって表面の温度が変わる・通気性が悪い

乗車したばかりのときは夏場は座るのも嫌なくらいに熱くなり、冬場は逆に冷たくなります。(シートシーターなどで対策されている車もあります。)

劣化しやすい・傷つきやすい

自動車のレザーシートは特殊な加工がされていますので、そう簡単には劣化しませんが、それでも元々は生き物の皮が材料です。どうしても劣化は避けられません。

乗り降りするときにどうしても擦れてしまいますので、特に擦れる部分が劣化が早くなります。


レザーシートのまとめ

高級感がある質感や手触りは、ファブリックシートには真似ができない最大の魅力です。

レザーシートを作る技術も上がっていますので、昔ほど簡単に傷むことは少なくなったと思います。

お手入れが難しいと思われがちなレザー製品ですが、自動車のレザーシートに関してはそれほどお手入れは難しくありません。

ある程度の使用感はレザーの風合いを引き立てますが、その限度を超えて色剥げやひび割れなどの傷みが出だしたら、見映えが悪くなり古臭く見えてしまいます。


レザーシートが擦れてひび割れたり色が剥げたりした場合は、以前でしたらシート自体を取り替えるか、表皮を張り替えるか方法がありませんでした。

佐賀県内で初めて弊社が取り入れたインテリアリペアは、革を部分補修する技術です。取り替えたり張り替えたりせずに修復できますので、早く安くリペアすることができます。

レザーシートの傷みでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

インテリアリペア



ファブリックシートのメリット

レザーシートより安価

自動車布シート

ファブリックシートでも高級感を感じさせるデザインのものもあります。

擦れに強い

レザーに比べて擦れに強く劣化しにくいのが特徴です。

通気性が良い

布生地ですので通気性が良く夏場に熱くなったり冬場に冷たくなりにくいです。

様々な色柄がある

レザーシートは基本的に色は単色です。しかしファブリックシートは織り込んだ布生地ですので、様々な色柄が作れます。

女性が好むようなカラフルな色柄などがあるのは、ファブリックシートならではです。


ファブリックシートのデメリット

汚れると綺麗にするのが難しい

布シートシミ汚れ

車のシートは洗濯機で洗うというわけにはいきませんので、一般の方が綺麗にすることは困難です。

  • ジュースをこぼした
  • 嘔吐した
  • シミが付いた

などといったファブリックシートのトラブルは、一般の方ではなかなか対処できません。

表面を拭いても汚れは繊維の中の方まで浸透していますので、綺麗にすることは困難です。

ゴミや埃を溜め込む

布は繊維のすき間に埃を溜め込むので、掃除機で吸ったくらいではなかなか取れません。車内が埃っぽくなりやすく、乗り降りしたり動いたりすると埃が舞いやすいです。


ファブリックシートのまとめ

様々な色柄やデザインがあって比較的丈夫なことが特徴です。

しかし一番困るのは汚れたら掃除が難しいということです。

シートにシミが付いたら拭くだけではなかなか落ちません。



弊社で使用している業務用のクリーナー機器は、シートの汚れを吸い上げて回収し、綺麗にすることが可能です。

どうしても綺麗にならないファブリックシートのシミや汚れは、諦めずにご相談ください。

車内クリーニング


以上が私が思う、レザーシートとファブリックシートのメリット・デメリットです。

もしレザーシートとファブリックシートのどちらかを選ぶ場合は、それぞれのメリットとデメリットを考えて、自分のカーライフに合った方を選ばれると良いかと思います。




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