車検豆知識

正確には、自動車検査登録制度と言います。

車検は、保安基準に適合しているかを確認するため、一定期間ごとに国土交通省が検査を行います。簡単に言うなら、公道を走るのに適した車なのか？の検査を行なう事です。

車検には、道路運送車両法上、新規検査・継続検査・構造等変更検査 の3種がありますが、新規検査は新車を納入時にディーラーや販売店が代行することが多いので、通常は継続検査を指して車検と呼ぶことが多くなります。

ほとんどの自動車は、初回が3年後で以降は2年ごとになります。
以下に一覧を載せておきます。

• 自家用軽乗用車 – 初回は3年後、以降は2年ごと。
• 自家用乗用自動車 – 初回は3年後、以降は2年ごと。
• 自家用軽貨物車 – 2年ごと。
• 自家用貨物自動車 – 初回は2年後、以降は1年ごと。
• 営業用（事業用=緑ナンバー）自動車 – 1年ごと。
• 特殊構造車 – 初回は2年後、以降は2年ごと。ただし、大型車や営-業用など車種によっては1年ごとの場合もある。
• 二輪車（排気量250cc超） – 初回は3年後、以降は2年ごと。

１ヶ月前から受けられます。

実は車検費用の大半は、国などに納める費用です。

• 重量税
• 自賠責保険料
• 検査登録印紙代

これだけで、普通車（1.0〜1.5t）で約5.5万円掛かります。

この他に、整備料や車検代行料などが加わります。お店によっては事務手数料等も加わる場合があります。

車検の際に、交換部品に対する弊社の考え方は３つあります。
分かりやすくする為に、タイヤを例にとって説明します。

• 交換しないと車検に合格しない部品
  タイヤですと溝が無くなっている状態です。
  大抵は交換しないと危険な部品です。車検にも合格しませんので必ず交換しなければいけません。
• 交換した方が良い部品
  タイヤですと溝がそれなりにすり減っている状態です。
  交換しなくても車検には合格しますが、近々交換した方が良い部品です。
• 車検とは関係が無いが交換した方が良い部品
  タイヤですと、グレードが上のものへの交換です。

分かりやすい例では、エアコン関係などです。車検とは関係がありませんのでお客様のご希望次第となります。