今回は日産モコの、交通事故でのリアフェンダーの大きなへこみの板金塗装の紹介です。かなり酷いへこみ方をしています…
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リアフェンダーの損傷
通常なら、このくらい折れたりへこんだりしているのは交換での修理になります。他店でお見積りされた時も交換しないと修理できないと言われたそうです。
しかしリアフェンダーを交換すると、かなり高額な修理費用になります。
なぜなら、下の写真のようにボディーを切り取って、それから新品の部品をくっつける事(溶接)をしなければならないからです。
これは大掛かりな作業になりますので、これだけでも工賃がかなり高くなります。
しかしお客様のご要望としては、できるだけ修理費用を安くして、恥ずかしくない程度に直れば良いので何とかして欲しいとの事でした。
ですので、交換せずに無理やり鈑金で元に戻す方法で修理することになりました。そして、苦戦の末にここまで戻すことができました。
リアフェンダー鈑金後
ここまでくれば、下処理は7割程度が終了です。この後で、表面を滑らかにする作業を丁寧に行っていきます。
下処理が終われば塗装をします。塗装にもかなりの技術を要します。
色もいい感じで合わせる事ができました。
塗装が乾燥したら、塗装面を整えるために磨きを入れます。これを肌を出すといいます。自動車の塗装面は、女性のお肌のようにデリケートなんです♪
そして完成です!
リアフェンダー鈑金塗装後
修理費用は、リアフェンダー交換での費用の3分の1程度で済ませる事ができました。
…と、偉そうな事を言いましたが、私は見てただけで、実際に修理したのは鈑金塗装担当の原口 大です。
体は大きいが、優しくて鈑金塗装の腕前は逸品です。
佐賀で自動車の鈑金塗装の事なら、(株)ダイ・ケンオートサービスにお任せください。