お客様
レクサスISなんですが、ドア内張りが白くなってベタつくのですが、何とかなりますか?
それは一部のレクサスISに多い症状ですね‥リペアできますよ!
目次
レクサスのドア内張りが白く変色・ベタつく原因
実際に拝見しますと、この様に白っぽく粉を吹いたようになっていました。
ドア内張りに使用されている合成樹脂には可塑剤が添加されていて、それによって素材の柔軟性を保ちます。しかしその可塑剤は時間の経過や車内の熱などによって最表面に上がってきます。これが白く変色したりベタつきの原因となってしまいます。
気温が低い現在は白っぽくなっていますが、気温が上がるとベタついてきます。今回のように白っぽくならずにベタつく例も多いです。
もっと症状が進行するとどうなる?
今回の症状は、まだ初期の段階だと思います。更に症状が進行すると、粘土のようにベタついてきます。タオルで拭くと毛がくっついてしまい、埋まって取れなくなったりします。指で押すと指紋が刻まれたりもします。テカリが出てきてギラギラと光ったようになるのも特徴です。
白い変色やベタつきを防ぐ方法はあるのか?
基本的には、個体差があるようですので、完全に防ぐことはできないのではないかと思います。
気を付ける事としては、市販の艶出し剤や保護剤などを使って拭かないことだと思います。お手入れの方法は、水で濡らした柔らかいタオル(マイクロファイバータオル等)を固く絞って、優しく拭く程度が良いと思います。
また、できるだけ一年を通して直射日光の当たらない場所での保管が良いかと思います。
リペア後
リペア作業内容
- 表面に現れた可塑剤を除去します
- 可塑剤が表面に上がってこないように処置します
- 調色した専用の塗料で塗装します
リペアが終わってサラサラに生まれ変わりました。しかし、今後ぜったいにベタつきが再発しないという保証はできませんことをご了承ください。
代表の江頭が、最高の技術と材料で、真心を込めてリペア作業を行ないます!
自動車内装の傷みでお困りの方は、お気軽にご相談ください。インテリアリペアの詳細は下記リンクよりご覧ください。