中古車販売店様から、販売予定のカローラのダッシュボードに破れがあるとご相談をいただきました。弊社のインテリアリペアは中古車販売店様やディーラー様からも多くのご依頼をいただいており、今回もリペアで対応させていただきました。
ダッシュボードを丸ごと交換すると時間も費用も多くかかりますが、今回はリペアによって作業時間3時間程度で修復することができました。完璧に新品同様とはいきませんが、パッと見てほぼ目立たない仕上がりとなりました。
ご相談内容:ダッシュボードの破れを何とかしてほしい
今回は中古車販売店様からのご依頼です。販売予定のカローラのダッシュボードに破れがあり、何とかできないかとのご相談でした。
販売予定車の内装トラブル
ダッシュボードを確認すると、硬いもので引っかいたような破れがありました。何が原因でこのような傷ができたのかは分かりませんが、内装の中でも目立つ位置にあるため、このままでは販売に影響が出てしまいます。

幸いなことに、ダッシュボード以外の内装は綺麗な状態でしたので、この破れさえ何とかできれば問題なく販売できるとのことでした。
ダッシュボード交換は数十万円…現実的ではない
ダッシュボードの破れを完璧に直すには、ダッシュボードごと交換するしかありません。しかしダッシュボードの交換となると、部品代だけでも高額ですし、取り外しや取り付けの工賃もかかります。車種にもよりますが、数十万円になることも珍しくありません。
中古車として販売する車にそこまでの費用をかけるのは現実的ではないでしょう。そこで今回は、取り替えずに部分補修ができるリペアをご提案させていただきました。
リペア前の仕上がり説明
完璧には直らないことをご理解いただく
リペアをお受けする前に、仕上がりについてご説明をさせていただきました。ダッシュボードのリペアは、完璧に新品同様に戻るわけではありません。これまで多くのダッシュボードリペアを手掛けてきた経験から、今回のケースでは以下のような仕上がりが予想されることをお伝えしました。
- パッと見た感じではほぼ目立たなくなる
- よく見ると少しの歪みが残る可能性がある
- シボ模様(表面の細かい凹凸)が元とは変わる
仕上がりを見て「こんなはずじゃなかった」と思われることが一番申し訳ないので、できることとできないことは事前に正直にお伝えしています。
シボ模様について
シボ模様とは、ダッシュボードや革製品の表面にある細かい凹凸のことです。この模様があることで、質感や高級感が生まれています。
リペアの際には破れを埋めて塗装をするため、元のシボ模様は一度消えてしまいます。仕上げの工程でシボ模様を再現しますが、完全に元通りとはいきません。ただし、今回のような比較的平らな部分であればシボ模様の再現はしやすく、違和感の少ない仕上がりが期待できます。
ダッシュボードリペアの作業と仕上がり
それでは実際のリペア前後の状態をご紹介します。


硬いもので引っかいたような破れが確認できます。エアコンパネルのすぐ横という目立つ位置にあるため、運転席に座ると気になってしまいます。
平らな部分はシボ模様の再現がしやすい
作業時間は約3時間。破れを埋めて下地を整え、調色した塗料で塗装し、シボ模様を再現して仕上げました。


今回は比較的平らな部分でしたので、シボ模様の再現もやりやすく、違和感の少ない仕上がりになりました。曲面や複雑な形状の部分だとシボ模様の再現が難しくなりますが、今回のような場所であればリペア向きと言えます。完璧ではありませんが、パッと見た感じではほぼ分からない程度に仕上がっています。
今回のリペア料金と作業時間
今回のダッシュボードリペアの料金は25,000円、作業時間は約3時間でした。
ダッシュボードを丸ごと交換すると数十万円かかることを考えると、リペアは費用を大幅に抑えられる選択肢です。もちろん完璧に新品同様になるわけではありませんが、「目立たなくなれば十分」という方にはおすすめです。
※業者様向けの価格もございます。お気軽にお問い合わせください。
まとめ:取り替えずにリペアという選択肢
ダッシュボードの破れは、交換するとなると高額な費用がかかります。しかしリペアであれば、費用を抑えながら目立たなくすることが可能です。
完璧に新品同様になるわけではありませんが、「パッと見て分からない程度になれば十分」という方には、リペアという選択肢をご検討いただければと思います。
ダッシュボードの傷みでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
