今回は、日常の中の非日常がコンセプトの、日産フィガロの本革シートのリペアのご紹介です。20年以上乗られているという、愛着のあるお車だそうです。
ビフォー・アフターだけをUPしていると、張り替えたの?と勘違いされることも多いので、今回はリペア作業工程も紹介していきます!
いや~、外見が可愛いですね~♪しかも大事に綺麗に乗られているのが分かります。
しかし本革シートを採用しているフィガロは、どうしても本革シートが年数とともに劣化してしまいます‥
本革シート破れ・ひび割れ
運転席シート全体
あちこちが劣化して破れやひび割れが出てきています。
一番ひどい箇所
やはり乗り降りする時に擦れやすい座面のこの部分が、一番ひどい破れ方です。
運転席背もたれ部分
運転席の背もたれ部分も、ひび割れと破れが凄い事になっています。
運転席背もたれ左側
破れはここにも‥
運転席座面左側
座面はいっぱい破れています‥
助手席側
助手席側も破れが数か所と変色が‥
シートの張り替えやさんに見積もってもらったところ、数十万円というとんでもない金額になったそうです‥
ネットで弊社のリペア技術をを知り、「どうせ無理だろう‥」と、ダメ元で連絡をいただき、「リペア可能ですよ♪」との私の返事にびっくりされてらっしゃいました。
そんな訳でリペア開始です!!大仕事なので気合を入れて頑張ります!!
まずは隠れた破れがないかの確認と、ひび割れ部分の下処理作業です。
最初より酷くなったように見えますがこれでOKです。
次に特殊なパテを使い、破れを塞いでいきます。破れが再発しないように補強も入れています。
ここは特殊な技術ですので詳細は控えます‥
補修部分は写真では硬そうに見えますが、革素材に合わせて弾力のあるパテを使用していますのでご安心ください。
このままではでこぼこが酷いので全体を慣らしてみました。
破れが一番酷かったこの部分も、この通り綺麗になりました。
もう少し全体を慣らしてから、元の色に限りなく近い色を再現し、塗装をすればリペア完了です!
本革シート破れ・ひび割れリペア後
運転席全体
革の風合いや色艶もできる限り再現します。
運転席座面部分
破れがいっぱいあった座面部分もこの通り!
座面部分左側
破れが一番ひどかった座面右側部分もこの通り!
本革シートの補修は、(株)ダイ・ケンオートサービスが得意とする分野です。あきらめる前にまずは弊社にご相談ください。
佐賀県佐賀市の(株)ダイ・ケンオートサービスでは、自動車の様々な内装パーツの傷みを補修して修復しています。
リペアできる素材
- 革 合皮 レザー
- シート
- ハンドル
- ドア内張り
- プラスチック
- ダッシュボード
- ピラー
- ドア内張り
- 布 モケット
- シート
- 天井
- ドア内張り
リペアできる傷み
- 破れ
- 擦れ
- 色剥げ
- 穴
- 焦げ穴
- 変色
などなど
このような自動車内装パーツの傷みを、取り替えや張り替えをせずに、部分補修であるインテリアリペア技術でリペア(補修)を行なっています。
代表の江頭が、最高の技術と材料で、真心を込めてリペア作業を行ないます!
自動車内装の傷みでお困りの方は、お気軽にご相談ください。インテリアリペアの詳細は下記リンクよりご覧ください。