今回はエルグランドのレザーシートの破れのリペア修理のご紹介です。
目次
エルグランド革シート
座面の座る部分には本革が使用されていても、サイド部分には合皮が使用されている場合が多いようです。
シートサイド部分
合皮の表面が剥がれてペラペラになって破れています。
破れがあるリペア作業は、特殊なパテを熱で硬化させて補修していきますので、このような薄い合皮素材の場合は非常に難しいものになり、場合によってはリペアをお断りする場合もあります。
さあ!気合を入れて頑張ります!!
リペア作業の初期準備
まずは塗料がついてはいけない箇所にマスキングをします。
ビラビラしている部分を切り取りました。
リペア箇所の補強作業
パテだけで破れ部分を埋めても強度的に不安が残ります。破れの再発が起こらないように、特殊なシートを埋め込んで強度を上げます。
シートを埋め込みました。これで強度も上がり、この部分の破れの再発はしません。
表面のでこぼこを慣らしていきます。
このままでは表面がつるんとなって違和感がありますので、周りのシボ模様を再現してから塗装をすれば完成です!
レザーシートリペア作業後
破れも無くなりレザーシートを生まれ変わらせることができました。
代表の江頭が、最高の技術と材料で、真心を込めてリペア作業を行ないます!
自動車内装の傷みでお困りの方は、お気軽にご相談ください。インテリアリペアの詳細は下記リンクよりご覧ください。