今回はビニールレザーシートの焦げ穴のリペアのご紹介です。本革に比べて熱に弱いので、煙草の火種が一瞬でも当たるとジュッと溶けてしまいます。
目次
ビニールレザーシート焦げ穴
まずは焦げ穴を塞いでいくのですが、熱で硬化させるパテを使用するために、ビニールレザーシートだと簡単に溶けてしまうので。非常に難しい作業となります。
ビニールレザーシート パテ埋め
特殊な補強用のシートも同時に埋め込んで耐久性を持たせます。シートは乗り降りする時に力が加わりますので、しっかり補強をしておかないと、またすぐにリペアした部分が破れたりする恐れがあります。
ビニールレザーシート シボ模様の再現
パテ埋めした部分はつるんと平らになってしまいます。そのままだとリペアした部分に違和感が出ますので、シボ模様を再現して目立たなくします。
ビニールレザーシート リペア後
最後に調色したレザー用の塗料で塗装をすればリペア完了です!塗料は素材に合わせて使い分けています。そのことで、見た目や風合いを合わせることはもちろんですが、簡単に塗料が剥げたりすることを防ぐことができます。
代表の江頭が、最高の技術と材料で、真心を込めてリペア作業を行ないます!
自動車内装の傷みでお困りの方は、お気軽にご相談ください。インテリアリペアの詳細は下記リンクよりご覧ください。