今回は長崎県長崎市西海町のお客様からのご依頼のご紹介です。
「色褪せた自動車内装パーツを再塗装してほしい。パーツは取り外しています。」とのご連絡があり、弊社までお持ち込み頂きました。車で3時間ほどかかったそうです。
私はパーツは2~3点だと思っていましたら…
内装パーツの数々
たくさんの車内パーツの数々。色あせや変色があります。
ドア内張り2枚
ドア内張りも。破れはありませんが色あせていますね。
ダッシュボード
ダッシュボードもありました。シンプルな作りですね。
30年前のロータスが、お知り合いの自動車整備屋さんにずっと眠っていたそうです。そのロータスに惚れ込んだお客様が、「絶対に譲らない!」という整備屋さんに何年もかけてお願いして、やっと譲ってもらえたそうです。
現在はその整備工場でレストア中だということです。
お預かりしたパーツ類は、全てが革か合皮製でした。ここで、プラスチック製が混在していますと、皮革用とプラスチック用の塗料を使い分けなくてはいけないので大変になり、施工料金も高くなります。
1ヶ月ほどお時間をもらい、リペア完了!すべてブラックに塗り替えてほしいとの事でした。数が多かったのでなかなか苦労しました。
内装パーツ類リペア後
旧車ですので、艶を出しすぎず落としすぎずにと気を使いましたがいい感じに仕上がったと思います。
お客様もとても喜んでいらっしゃいました。
しかしここで終了ではありません!
長崎市西海町でレストア中のフロア(布生地)が色あせて変色しているので、それをブラックに塗ってほしいとのことです。
ロータスはレストア中ですので、当然ながら動かすことはできません。ですので今度は私が長崎市へ行くことになりました。
しかし片道3時間は長かったですね…お客様はこれを2往復してくださったわけですから、本当にありがたいと思いました。
さあ!レストア中の30年前のロータスとのご対面です!
30年落ちのロータス
映画の007に出てくる水陸両用のロータスと同じ型ですかね…?
なんか凄いですね~
シートは外してあるとのことで、まずはフロア部分の確認。
ロータスの色褪せたフロア部分
さすがに30年も経てば色が抜けて白っぽくなってしまっています。
弊社のリペア技術は、革系やプラスチック系以外にも、布系も塗装をすることができます。
今回の場合は範囲が広く入り組んでいますので、マスキング作業が大変でしたね…
ロータスのフロア部塗装後
ピンぼけしてました…
作業を見られていたお客様も、どんどん綺麗に生まれ変わっていく光景を見て、大興奮で大喜びをされていました。
リペアをお願いして良かったと言ってくださり、本当に良かったです。
レストアが終わって、このロータスが公道を走る姿を見たいですね~♪
代表の江頭が、最高の技術と材料で、真心を込めてリペア作業を行ないます!
自動車内装の傷みでお困りの方は、お気軽にご相談ください。インテリアリペアの詳細は下記リンクよりご覧ください。