交通事故で「お互いに動いていたらどちらにも過失は発生する」の嘘

交通事故
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交通事故に遭いました

どんなに注意していても、交通事故に遭う事はあります。つい先日、私自身も交通事故に遭いました。

事故の状況を説明するのも難しいので、ドライブレコーダーの動画をご覧ください。



当然ながら、警察を呼び事故処理をしました。

保険屋さんへの連絡はいつする?

人によっては警察を呼ぶよりも先に大急ぎで保険屋さんに連絡をする人もいますが、実は保険屋さんへの連絡はそれほど急ぐ必要はありません。今回は夜間でもありましたので翌日に連絡しました。

保険屋さん(代理店)は、交通事故の状況を聴き取って書類にして報告されます。ですのでこの時にできるだけ的確に事故の状況を伝える必要があります。

過失割合で知っておくべきこと

今回の事故でも、保険屋さんから事故状況の聴き取りをされ、その後に「江頭さんの過失もそれなりに出るだろう‥」と伝えられました。

これは過失割合と言って、この交通事故でどちらがどれだけ悪いか?を表すものです。8:2とか80:20などとなります。

私自身の憶測では、80(相手):20(私)程度かな‥と思っていました。以前に遭った似たような事故でもそうでしたので。

ドライブレコーダーは必須アイテム

しかしふと思い立ち、「そう言えば、ドラレコに動画があるはずですので提出しましょうか?」と申し出て、保険屋さんに動画を提出しました。

その後しばらく経って保険屋さんから連絡があり、「江頭さんの過失はありません。」と言われました。

結果として、私の車も動いていたのに、100(相手):0(私)の過失割合となったのです。

過失割合に関して誤解されている人も多いですが、こんな事故だったら○:○と決まっているわけではありません。

参考となる事例(過去の判例)があるだけです。ですので過失割合に納得がいかない場合はしっかりと交渉をすることで、結果が変わる場合もあります。(今回は揉める気はなかったのですが、勝手に過失無しとなりました…)

私自身も以前の交通事故で、60:40と言われていたものが交渉によって90:10になったこともありますし、80:0なんて結果になったこともあります。80:0に関してはややこしいので解説は避けます…

交通事故で知っておくべきこと

ここで言いたいことは2点です。

  1. 過失割合は確定事項ではない
  2. ドライブレコーダーは付けておいた方が良い

ということです。

例えお互いに動いていたとしても、今回のように過失が0になる場合もあります。納得がいかない場合には自分の考えをしっかりと伝えることが重要です。お互いの主張が平行線になって進まない場合は裁判という手もあります。

今回の事故の状況を口頭や図で説明していたら、おそらく私にも過失があるとなっていたことでしょう。

しかしドライブレコーダーの映像を見る限り、私に避けることは無理だったと判断されたわけです。ドライブレコーダーのおかげです。

しかもドライブレコーダーの映像の提出は義務ではありませんので、自分が不利になると思ったときは提出しなくても良いのです。

ドライブレコーダーの映像は、過失割合を決める上でとても重要になります。

ドライブレコーダーは安いもので数千円であります。実際に私が付けているのも3,000円程度で購入した安物ですが、今回はとても活躍してくれました♪

最近流行りの360°録画できるものでも、1~2万円程度で手に入ります。この記事を読まれた方はこれを機に購入をされることをお勧めします。

交通事故での車の修理はお任せください

ダイ・ケンオートサービスでは自動車の修理はもちろんですが、交通事故に対するアドバイスもできるかぎり行いますので、お気軽にご相談ください。

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