お問い合わせ内容
ハリアーのハンドルが剥がれているんですが、リペアってできるんですか?
表皮が剥がれる現象ですよね…これまでに何度もリペアしていますよ。
トヨタハリアーのハンドルで発生しやすいのが、ハンドルの表皮の剥がれです。一度剥がれると、どんどん広がってしまいます。
リペアをすることで綺麗に修復できるのと同時に、剥がれの広がりを防ぐことができます。
ご来店で実車の確認
ハンドルを拝見しますと、特に右側半分がひどく剥がれています。始めは少しの剥がれだったものが運転中に擦れて広がっていったのでしょう。
全体をよくよく見ますと、あちこちで小さな剥がれも確認できました。
ハンドルの表皮(塗膜)が、汗で濡れることで浮いてきて手の摩擦で剥がれたり、傷が入ったりして剥げてくるようです。
リペア方法
塗装すれば綺麗になりますよね?
と、お客様から言われることもありますが、そう簡単ではありません。仮にそのまま塗装をしたとしても、剥がれた箇所の境目の段差が残ってしまい、塗装するだけでは綺麗には仕上がりません。
ですので、段差を無くすようにしながら、剥がれが広がらないような処置を行なう必要があります。
またレザーの手触りや風合いを損なわないようにする必要があります。更にこのハンドルの場合は白い縫い糸まで塗ってしまって黒くならないようにする必要もあります。
リペア後
剥がれの程度によっては歪みが残ってしまうことがあることをご了承ください。
ハンドルリペアの価格と作業時間は?
ハンドルリペアの料金は19,800円(税込)~となっています。傷みの程度等によって料金は変わる場合があります。
作業時間はおおよそで3~4時間です。その間は無料の代車を貸し出しできます。
リペア後の耐久性は?
リペア後はどれくらい持ちますか?
通常のハンドルの擦れでしたらかなりの耐久性がありますが、今回のような表皮がペラペラと剥がれてくるタイプのハンドルは少し違います。
よくあるハンドルの擦れ
表面を全体的に塗膜で覆って仕上げますが、その下のそもそもの表皮が剥がれてくる場合はどうしようもありません。ですので、リペア部位以外のところから剥がれてくる可能性は否定できません。しかし、リペアをすることで下からの剥がれの可能性は少なくなると思います。
ハンドルリペアまとめ
ハリアーに多いハンドルの表皮の剥がれは、このようにしてリペアをすることができます。全くの新品のようにはなりませんが、普通に見て違和感がない程度には修復できます。
リペア料金が高い!
と言われることもありますが、繊細な作業で高い技術力が必要なことをご理解いただければ幸いです。
代表の江頭が、最高の技術と材料で、真心を込めてリペア作業を行ないます!
自動車内装の傷みでお困りの方は、お気軽にご相談ください。インテリアリペアの詳細は下記リンクよりご覧ください。