こんにちは、お客様の困ったを笑顔に変えるダイ・ケンオートサービスのエガ社長です。
目次
今回の困った!はエルグランドの赤いレザーシートについてです
リペアお問合せ内容
「中古車のエルグランドを買ったのですが、赤い革シートは派手すぎて恥ずかしいです。黒色に色を変えて塗装してもらえますか?」
お客様が言われるには、さすがにこの歳で真っ赤な車内は恥ずかしいので、落ち着いたブラックのシートに塗り替えてほしいとのことでした。
シートの全塗装になりますと、シートを取り外さないと隅々まで塗装ができませんので、取り外してからの作業になります。
お客様が気になられるのは、やはり「革シートに塗装をして塗料が剥げないの?」ということですが、そもそも革シートは動物の皮を鞣してから着色がされています。こんな真っ赤な皮膚の牛なんかいませんよね?
弊社で使用している塗料は、リペアの本場のアメリカで研究開発された革用の塗料ですので、簡単に剥げるようなことはありません。
世界本部開発のプロダクト(材料)と施工手順は、ISOの基準に沿っており、常に良いものであると証明された結果です。折り曲げ・伸縮・色落ち・色の定着性など、10種類の耐久データも取得しています。
テスト内容 | 合格基準 | トータルサービス |
---|---|---|
1.乗降時の荷重 | 6,000回 | 28,500回 |
2.乗降時の摩擦 | 4,000回 | 36,245回 |
3.縫い目の耐久 | 120回 | 480回 |
4.運転時の摩擦 | 3,000回 | 10,760回 |
5.曲げ伸ばし | 60,000回 | 104,420回 |
6.ひび割れ | なし | なし |
7.べたつき・粘つき | なし | なし |
8.色落ち(湿った布) | GUARD 5 | GUARD 5 |
9.色落ち(乾いた布) | GUARD 5 | GUARD 5 |
10.色落ち(紫外線) | GUARD 4 | GUARD 5 |
革シートの色変え塗装の手順
- 塗装しない部分をマスキングします
- 塗装箇所をクリーニングします
- 塗料を密着させるための下処理を行ないます
- 下塗りを手作業で行ないます
- スプレーガンで塗装します
下処理作業中
納期に間に合わないので、同業者に手伝ってもらいました
下処理作業の途中の革シート。狭い箇所に入念に色を入れます
革シートの色変え塗装のビフォーアフター
ビフォー
アフター
納期の問題もあって、一睡もせずに徹夜での作業でした。シブいブラックの革シートに生まれ変わりましたね♪
代表の江頭が、最高の技術と材料で、真心を込めてリペア作業を行ないます!
自動車内装の傷みでお困りの方は、お気軽にご相談ください。インテリアリペアの詳細は下記リンクよりご覧ください。