今回は、ベンツの黒色と赤色のツートンカラーのレザーシートのタバコ焦げ穴のリペアのご依頼です。焦げ穴リペアのご依頼は布生地の場合が多いですが、今回のようにレザー生地の場合もあります。
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レザーシートの現状確認
![](https://pc.dk-as.com/wp-content/uploads/2020/11/auto-ql2zS0.10.26s-.jpg)
![](https://pc.dk-as.com/wp-content/uploads/2020/11/auto-41uW0F.10.35s-.jpg)
せっかくの高級車のレザーシートにタバコの焦げ穴が開いてしまっています。
今回の焦げ穴のリペアは難易度が高いです。
- 縫い目の境目にある事
- パンチ穴がある事
- 色が赤色である事
これらが難しさの原因です。完全には直せないことと、施工後に違和感が残ることをご理解いただいた上でのお請けとなりました。
リペア作業
リペア作業の工程は詳しくは書けませんので、簡単に解説します。
まずは特殊なパテで穴を埋めます。縫い目のそばなのでかなり難しい作業です。
その後に一つ一つ穴を開けていってパンチ穴を再現します。ただしどうしても全く同じ大きさの穴は開けられませんので、若干の違和感が残ります。
ここまででかなりの時間を費やしました。
![リペア作業中のレザーシート](https://pc.dk-as.com/wp-content/uploads/2020/11/auto-c2d2zJ.29.32s-.jpg)
ここまでくれば、あとは塗料を調色して塗装をします。赤色は調色が難しいのですが、時間はかかりましたが良い感じにできました。
リペア後のレザーシート
![レザーシートリペア後](https://pc.dk-as.com/wp-content/uploads/2020/11/auto-e5cPXL.06.04s-.jpg)
![レザーシートのリペア後](https://pc.dk-as.com/wp-content/uploads/2020/11/auto-W6t1pR.06.22s-.jpg)
パンチ穴に若干の違和感は残りましたが、いい感じにリペアできました。
代表の江頭が、最高の技術と材料で、真心を込めてリペア作業を行ないます!
![代表江頭健二](https://pc.dk-as.com/wp-content/uploads/2020/11/oo-2.jpg)
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