今回はビニールレザーシートの焦げ穴のリペアのご紹介です。本革に比べて熱に弱いので、煙草の火種が一瞬でも当たるとジュッと溶けてしまいます。
目次
ビニールレザーシート焦げ穴
![ビニールレザーシート焦げ穴補修01 ビニールレザーシート焦げ穴補修01](https://pc.dk-as.com/wp-content/uploads/2020/11/auto-qBMXqd.57.58.jpg)
![ビニールレザーシート焦げ穴補修02 ビニールレザーシート焦げ穴補修02](https://pc.dk-as.com/wp-content/uploads/2020/11/auto-QrVSQh.58.05.jpg)
まずは焦げ穴を塞いでいくのですが、熱で硬化させるパテを使用するために、ビニールレザーシートだと簡単に溶けてしまうので。非常に難しい作業となります。
ビニールレザーシート パテ埋め
![ビニールレザーシート焦げ穴補修03 ビニールレザーシート焦げ穴補修03](https://pc.dk-as.com/wp-content/uploads/2020/11/auto-t8NMnl.38.34.jpg)
特殊な補強用のシートも同時に埋め込んで耐久性を持たせます。シートは乗り降りする時に力が加わりますので、しっかり補強をしておかないと、またすぐにリペアした部分が破れたりする恐れがあります。
ビニールレザーシート シボ模様の再現
![ビニールレザーシート焦げ穴補修04 ビニールレザーシート焦げ穴補修04](https://pc.dk-as.com/wp-content/uploads/2020/11/auto-rOhDmX.28.57.jpg)
パテ埋めした部分はつるんと平らになってしまいます。そのままだとリペアした部分に違和感が出ますので、シボ模様を再現して目立たなくします。
ビニールレザーシート リペア後
![ビニールレザーシート焦げ穴補修05 ビニールレザーシート焦げ穴補修05](https://pc.dk-as.com/wp-content/uploads/2020/11/auto-WgomuX.37.18.jpg)
最後に調色したレザー用の塗料で塗装をすればリペア完了です!塗料は素材に合わせて使い分けています。そのことで、見た目や風合いを合わせることはもちろんですが、簡単に塗料が剥げたりすることを防ぐことができます。
代表の江頭が、最高の技術と材料で、真心を込めてリペア作業を行ないます!
![代表江頭健二](https://pc.dk-as.com/wp-content/uploads/2020/11/oo-2.jpg)
自動車内装の傷みでお困りの方は、お気軽にご相談ください。インテリアリペアの詳細は下記リンクよりご覧ください。