今回はフェラーリの革巻きステアリングのリペア補修のご紹介です。
なんと、静岡県の方から郵送でご依頼をいただきました!
事前にお電話で打ち合わせをしていましたが、ステアリングが擦れて色が剥げてきたので、ご自分でアドカラーという革用の塗料で塗装をされたそうです。しかしあまり上手くいかずに、弊社でリペア修理をやり直してほしいとのことでした。
アドカラーは市販されている革用の塗料です。チューブに入っていて絵の具のように筆で塗るタイプのものです。
郵送でのステアリングリペア(修理・補修)のご依頼
アドカラーでの塗装を失敗したステアリング
よく見ますと、表面がデコボコになったりムラになったりしています。また革巻きステアリング特有の革の質感が損なわれて、艶が出すぎてテカってしまって何となく安っぽく見えます。
また、アドカラーは少々ベタつきが出やすいと感じます。ハンドルは手で握るパーツですので、ベタつくのは避けたいところですね。
それではエガ社長!リペア作業をがんばります!!
リペア作業開始
まずは、塗装されたアドカラーを溶剤で溶かしながら剥ぎ取ります。綺麗に剥ぎ取っておかないと、あとで塗装障害が起こる可能性があるからです。
こういった作業工程が増えますので、DIYでの補修を失敗した物のリペアは料金が高くなってしまいます。
それからプロならではの下処理を行います。この下処理が重要で、後々塗料が剥げたりすることを防ぎます。一般の方はこの工程を軽視されますが、実はかなり重要な工程です。
下処理が終わった後に、革ならではの風合いや手触りを再現しながら塗装をすれば完成です!塗装もただ塗れば良いというわけではなく、高い技術が必要になります。
また弊社のリペア補修で使用する塗料は、アメリカの専門機関で研究開発されている物ですので、市販はされていない特殊な専用塗料です。
革の風合いを損ねずに、擦れにも強く変色もしにくい物となっています。
ステアリングのリペア修理後
革巻きハンドルならではの高級感が漂うしっとりとした仕上がりになりました。
遠方からの郵送でのリペアご依頼の流れ
- 電話やメールで打ち合わせをします
- 弊社にご郵送頂きます
- リペア完了後に写真をお送りします
- 仕上がりにご納得後、料金をお振り込みいただきます
- お振込の確認後、返送します
DIYで自分で修理・補修に挑戦するのも良いですが、やはり専門業者にお任せするのが一番だと思います。今回は再補修も上手くいきましたが、DIYの失敗が酷すぎると再補修ができない場合もあります。
ハンドルリペアのよくある質問
- ウッドコンビハンドルのリペアもできますか?
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皮革部分のリペアはできますが、ウッド部分のリペアはできません。ご了承ください。
- 旧車のハンドルもリペアできますか?
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もちろん旧車のハンドルもリペアできます。ただし経年劣化が酷いものはリペアできない場合もあります。
- リペアできないハンドルもありますか?
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革巻きハンドルで、素材の革部分が剥がれたり欠損しているハンドルはリペアできない場合もあります。まずはご相談ください。写真でのお見積りも可能です。
- 耐久性はどうですか?すぐに剥げたりしませんか?
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リペアに使用する塗料を始めとした下処理剤などは、世界基準の厳しいテストに合格したものです。密着力が高く簡単に剥げることはありません。
- 作業時間はどのくらいですか?
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傷みの程度などで変わりますが、おおよそ3時間程度です。その間は無料で代車をお貸ししますので、リペアが終わったら取りに戻られてください。
またリペア後はすぐに使用できますので乗って帰られて問題ありません。 - ハンドルリペアの料金はいくらですか?
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19,800円(税込)からとなっています。擦れや剥げなどの傷み具合で料金は変わりますのでご了承ください。
ハンドルリペアまとめ
ハンドルを取り替えるとなると、最近はエアバッグとセットで販売されていますので、かなり高額な場合が多くなっています。
擦れや色剥げ程度でしたらリペア修理で分からないくらいに綺麗に修復することができますので、取り替えよりもリペアをお勧めします。気になられる方はお気軽にご相談ください。
代表の江頭が、最高の技術と材料で、真心を込めてリペア作業を行ないます!
自動車内装の傷みでお困りの方は、お気軽にご相談ください。インテリアリペアの詳細は下記リンクよりご覧ください。