板金塗装が高いのはなぜ?
ドアのこの小さなキズの修理っていくらになりますか?
○万円のお見積りになります
これで○万円なんて高すぎる!
見積もりをして、このような経験はありませんか?ボディーの傷が小さくても、修理費用は数万円掛かるは当たり前です。その理由について解説します。
理由1 パネル一枚を塗装する必要がある
一番の理由は、どんな小さな傷であってもパネル(パーツ)一枚全部を塗装する必要があることでしょう。更には傷の位置やボディー色によっては、色をぼかすために隣接するパーツも塗装する必要が出てきます。
キズの部分だけさっと修理してください!
すみません、そうはいかないんです…
例えばパンパーの角にだけ傷があったとしても、バンパー全体を塗装する必要があります。ドアですとドア一枚全部です。
理由2 材料や塗料が高い
鈑金塗装で使用する材料や塗料は業者専用のものなので、価格が高いものが多いです。
使うのは塗料くらいじゃないの?
いえいえ、他にも様々な消耗品も使用します
パテ、下塗り、テープ類、マスキング類、ペーパー類(紙やすり)、コンパウンド、接着剤…修理に応じてたくさんの消耗品を使用します。
理由3 時間が掛かる
時間が掛かるということは、工賃(=人件費)が掛かるということです。
例えば傷の修理でも、数種類のパテを塗ったり削ったりを何度も繰り返して下処理を行います。
本番塗装の前には下塗り剤の塗布も必要になりますし、塗料が密着するように行う足付け作業も必要です。
塗装箇所以外に塗料が付着しないように大掛かりなマスキングも必須です。
塗装後に乾燥させたら磨き作業も行います。パーツの脱着が必要な場合もあります。
このように少しの傷であっても様々な作業が必要になるのです。自動車ボディーのほんの少しの傷であっても、最短でも数日間が必要になります。その分の工賃が必要になるのです。
解説動画
ここまでで解説したことを動画にまとめました。ぜひご覧ください。
ダイ・ケンオートサービスのメリット
ここまでで解説しなかった費用の中に設備投資や家賃があります。大通り沿いに修理工場を構えてあるお店も少なくありません。その家賃等も修理費用に上乗せしなければいけません。
しかしダイ・ケンオートサービスは、佐賀市諸富町の引っ込んだ場所に自社工場を持ってます。築50年を超えた建物なのでお世辞にも綺麗とは言えませんが…場所が分かりにくくてお客様にご迷惑をお掛けすることもあります。
だからこそ、その費用をお客様の修理費用に還元をすることができるのです。
写真で簡単お見積り
下記メールフォームより、写真をお送りいただければメールでのお見積も可能です。
写真は複数の方向から撮ったものを複数枚をお送りください。
実際に見ないと写真ではお見積り不可の場合もございますのでご了承ください。
もしくは、LINEからのお見積りご依頼も可能です。
まとめ
このように小さな傷であっても様々な修理工程があるために、費用は高くなってしまうのです。
主に傷に関しての解説をしましたが、これに加えてパーツの交換が必要な損傷であれば、パーツ代も掛かりますし取替工賃も掛かります。更に取付部分の修正費用も掛かるかもしれません。更に更には、最近の車には様々なセンサーが付いています。そのセンサーの調整や設定費用も加算される場合もあります。
このように自動車のボディーの修理には、多くの手間ひまが掛かることをご理解いただければと思います。