お客様
ハスラーのハンドルの革がほとんど剥げているのですが、どうにかできますか?
だいたいの想像はできます、おそらくリペアできますよ!
スズキハスラーのハンドルは、一部のトヨタ車に多いハンドルの表皮の剥がれが発生しやすくなっています。
目次
ハスラーのハンドルの現状確認
実際にハンドルを拝見しますと、想像以上に傷んでいました。
写真で分かり辛いですが、表皮の70%ほどが剥がれて無くなっています。ちなみにこれを革が剥げたと思われる方も多いですが、実は革の表面に施してある表皮(塗膜)が剥げているだけです。下で図で解説しました。
このハンドルも表皮が剥げて革がむき出しになっているいる状態です。ですので表皮を再生させることで復元させることが可能です。
革って塗装されているの?
元々は生き物の皮ですからそのままだと腐敗したり固くなったりします。そうならないためにも、なめして耐久性を上げる加工をされます。その時点では皮の色ですので、着色して目的の色の革製品として仕上げられます。
ハンドルリペアの作業工程
- クリーニングをして汚れを除去します
- 下地を整える作業をして滑らかにします
- スプレーガンで塗装します
大まかには上記のような工程です。革(表皮)に付けられているシボ模様は完全には再現できませんが、違和感が無いような模様を再現して塗装します。
ハンドルを取り外してからのリペア施工の方が作業もやり易く仕上がりも良くなりますが、今回は取り付けたままで施工しています。
ハンドルリペア後
完全に新品と同じとまではいきませんが、問題のない程度にはリペアできました。剥がれが再発しないように様々な処置をしていますが、絶対に再発しないとはお約束できないことはご了承ください。
代表の江頭が、最高の技術と材料で、真心を込めてリペア作業を行ないます!
自動車内装の傷みでお困りの方は、お気軽にご相談ください。インテリアリペアの詳細は下記リンクよりご覧ください。