ダッシュボードは直射日光が当たり、高温になりやすいために様々なトラブルが起こりやすいパーツです。車種や型式によってダッシュボードがベタベタになるものもあります。
最近はレクサスLSやレクサスISのダッシュボードのベタベタに関するお問い合わせやリペアご依頼が増えています。
ダッシュボードもさすがにこの夏の暑さには耐えられないのでしょうか‥写真では分かりづらいかもしれませんが、ダッシュボードが溶け出して、粘土のようなベタつきが出ています。
ダッシュボードのベタベタの原因
自動車パーツにベタつきが出てくる原因には大きく分けて2通りあります。
1.表面の塗料が溶け出してベタベタになる
高級感を出すために、ラバーのような質感の塗料が使われる場合があります。そのような塗料を使うことで高級感を出すことができます。
しかし一部の塗料は、経年によって塗膜が溶け出し、ベタベタになってしまう場合があります。
2.素材自体が溶け出してベタベタになる
樹脂素材のダッシュボードは、経年や熱によって素材自体が溶け出してくることがあります。先に紹介した写真のレクサスのダッシュボードはこのパターンです。
DIYで修理できますか?
先ほどの1.表面の塗料が溶け出してベタベタになるのケースですと、一般の方がDIYで修理することも可能だと思います。綺麗に仕上がるかは別として、ベタベタは無くしやすいと思います。
2.素材自体が溶け出してベタベタになるですと、一般の方にはまず無理だと思います。DIYは諦めたほうが良いと思います。
DIYでベタつきを取る手順
表面の塗料が溶け出したケースでは、まずはベタベタになった表面の塗料を剥ぎ取り、再塗装をすればOKです。まあしかし、言葉にすると簡単ですが、実際はなかなか難しいとは思いますが‥
塗膜の剥ぎ取り方は、消毒用の無水エタノールや消毒用アルコールなどで、根気よく丁寧に拭いていきます。重曹をお湯に溶かして使うという方法もあるようです。
ここで綺麗になれば良いのですが、ムラになったり下地の違う色が現れたりします。そうしますと塗装をしないと見た目が悪くなります。
DIYで塗装をする方法
ホームセンターなどで染めQなどの水性の塗料を買ってきましょう。ほとんどは缶スプレータイプだと思います。調色はできませんので、元の色とまったく同じにすることはできません。
塗料が飛んで付着してはいけないところは、しっかりと養生をしてから塗装をします。
ダッシュボードのベタベタ修理はプロに任せましょう
そうは言っても、塗装には高度な技術も必要ですし、缶スプレーではなかなか綺麗には塗れないでしょう‥
また実際にやってみますといろいろな問題も出てくると思います。
DIYに失敗してからプロの業者にお願いしても、施工不能になってしまう場合もあります。
(株)ダイ・ケンオートサービスでは、レクサスなどのダッシュボードのベタベタのリペアもお受けしています。
もちろん全ての材料は、専用の特殊な機材や塗料を使用します。
仕上がりの状態などは、実際に症状を拝見してからご説明しますので、お気軽にご相談ください。
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